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RRR【S.S. ラージャマウリ】

今回は私が見たインド映画の中で最新の作品を紹介します!

 

「RRR」は、インド映画界の巨匠、S.S. ラージャマウリ監督が手がけた、インド・テルグ語映画の最新作です。本作は、1920年代のインドが舞台で、独立闘争の英雄たちが織り成す壮大な物語が描かれています。

まず、本作の最大の魅力は、圧倒的なスケール感です。巨大なセットや、数千人ものエキストラを起用した壮大なバトルシーン、そして、特殊効果を駆使したアクションシーンなど、見どころが満載です。特に、火山が噴火する場面や、列車の追跡シーンなどは、迫力ある映像が見どころの一つで、息を飲むような迫真の演出に圧倒されました。

また、本作には、独立闘争の英雄たちが登場し、その勇気や決断力、そして友情や愛情など、人間ドラマが描かれています。特に、主人公たちの友情が描かれる場面は、心温まるシーンが多く、見ているこちらまで感動を覚えました。また、女性たちの活躍や、社会的な偏見を乗り越える姿勢も、印象的でした。

さらに、音楽も本作の魅力の一つです。インドの伝統的な音楽やダンスが多用され、シーンによっては映像と音楽が一体となって、作品の世界観を盛り上げています。また、劇中歌も多く用いられ、ストーリーの展開に合わせて歌詞が進行する場面があり、歌詞の意味や音楽の表現力が、映画の印象に深く刻まれました。

総じて、「RRR」は、スケール感あふれる壮大な映像と、独立闘争の英雄たちの人間ドラマが織り成す、感動的な物語です。インド映画ならではの情熱的な演出や音楽も、作品の魅力を高めています。本作を観ることで、異文化に触れ、新たな発見ができること間違いなしです。